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暮らしとインテリア

ARABIA / Helja マグ 0.3L Hooray , Santa Claus

フィンランドの陶芸家、陶芸家、芸術家、児童文学者で、20 世紀のフィンランドを代表する陶芸家の一人「Heljä Tuulia Mirjam Liukko-Sundstrom(ヘルヤ・リウッコ・スンドストロム)」さんがフィンランド人の日常をウサギモチーフで描いたバニーマグシリーズ。

「Hooray」、「Santa Claus」の2種類のバニーマグはそのヘルヤさんと親交のあるインテリアショップ「SCOPE」さんのために描いた特別なデザインです。

バニーマグシリーズは1990年ごろから生産され、この2種類を含めて全30種類前後あるそうですが、我が家にお迎えしたのはこの2種類が初めて。そして、SCOPEさん曰くこのデザインでヘルヤさんのバニーシリーズはラストということになるようです。



Hooray

うさぎたちがスケート(競争?)を楽しむ姿が描かれています。

Santa Claus

サンタクロースを囲むうさぎたち。このメガネをかけたサンタクロースはSCOPEのシャチョウがモチーフになっているとか、いないとか(笑)

SCOPEさんで物を購入するようになって十数年、その間に何度かこのシリーズを見ていましたが、昔はシンプル思考、実用重視な思考だったためか、この全面に鮮やかに描かれたインパクトのあるデザインが好みではなかった。正直。でも年を重ねるにつれて価値観も変化し、近年はいろんなものがアート作品のように見れるようになり、そうなるとこのマグというキャンバスに描かれた温もりを感じさせる絵がすごく魅力的に思えるようになりました。

限定的な生産であることに加えて、ヘルヤさんという人物、またSCOPEさんと彼女との親交の歴史を読んでいると、このマグに対してより愛着が湧いてきます。

キャンバスとなるマグのベースは、こちらもフィンランドを代表するデザイナー「Kaj Franck (カイ・フランク)」のティーマ。普段使いとしての使いやすさはピカイチ。ティーマベースのマグは他にも使っているので子供達にも馴染みのある形です。



僕らの子供が、そしてもし子供たちが結婚して子が産まれ、その子たちにもこのバニーマグを使ってもらえたら嬉しいなぁ・・なんてことをモヤモヤ想像しながら、その日まで大切にしていきたいと思います。