saponica

料理とお酒

梅仕事2023 その1 追熟

梅仕事の季節がやってまいりました二―マルニーサン。

先日我が家にも届きました、生協さんで購入の紀州 南高梅3kg。箱を開けるとフワッと梅のいい香りが漂います。

作るのは今年も梅干し。我が家で一番売れ行きがいいのが梅干しなのです。あとは子供が大好きな梅シロップもつくろうかなっと。

梅仕事といえば梅酒も代表格で、以前我が家でもつくってましたが基本我が家の大人は甘いお酒を呑まない!あまり減らない!ということで最近はつくらなくなったな。



では早速作業。まずは梅をザルになるべくくっつかないように並べて、部屋の風通しのいいところで梅の追熟(ついじゅく)作業からしていきます。

追熟期間は最初お迎えした時の梅の状態によって多少前後しますが、1~5日くらい?青い梅が黄色くなるまでザルで寝かせます。新聞紙や段ボールでもOK。この追熟を行うことで梅の果肉が柔らかくなり、風味も増すのだとか。また梅干しを漬け込むときは梅酢が上がってきやすくなるそうです。

追熟については以前子供が通っていた保育園の給食調理員さんに梅干しの上手な漬け方を教えていただいた時にラーニング。追熟しなかったものと比べて追熟してから漬けた梅干しの方が梅の風味しっかりしていて美味しい!と感じたのでそれ以降我が家では追熟してから漬け込むようにしています。

もちろん未追熟で漬けた梅干しの方が好き!って方もいるかと思うのでこの辺は好みの問題にもなってきますが、今まで追熟したことなかったわぁ~って方はぜひ試してみてほしいと思います。ツイジュク。



追熟の注意としては、カビが生えないように風通しのいいところで寝かせるべし。ひどく傷んでいるものは取り除きましょう。

熟し方に差が出てきた場合は黄色くなったものから先に漬け込んだり、新聞紙やふきんのような布でくるんで冷蔵庫で追熟を遅らせたりするのもアリみたい。

あとザルで寝かせる場合、部屋の中では問題ないかもしれないですが、気になる方向けに虫がつかないように「ネット付きのザル」を使うのがいいかもしれませんね。このネット付きザルは他にも干し野菜、干しきのこづくりにも重宝するのであるとなにかと便利です。

我が家の追熟は今日で3日目。そろそろかな?今年も美味しい梅干し&梅シロップができますように。

余談ですが部屋に入るたびに甘い梅の香りがして、爽やかな季節感が味わえるのもこの追熟期間中の楽しみのひとつ。癒される〜。