saponica

暮らしとインテリア

北欧植木鉢とコーヒー道具

こんにちは、saponicaです。

今回は2020年に書いた記事を最新版に画像を変更更&テキストも更新スタイルでお届けします。

ぼくと妻は大のコーヒー好きで、飲まない日はおそらくないであろう現在過去未来。仕事の日は挽いてある豆を電動のコーヒーメーカーで、週末は手挽きのコーヒーミルで挽いた豆をハンドドリップで。たまのエスプレッソや夏のレーコーに至るまで、とにかくコーヒーのない人生はやってられんわってくらいの愛好家。

我が家で毎日コーヒーを淹れてるのは僕なんですが、使い勝手がいいように&妻のキッチン作業の邪魔にならないように、キッチン裏側の隅っこにコーヒーメーカーや豆、その他コーヒーにまつわる小物をインテリア的な要素もちょこっと添えてひとまとめにしたコーヒーコーナーをつくりました。

その中で、フィルターや刷毛など、コーヒー周りの小道具を収納するのに使っているのがフィンランドの建築家でありインテリアデザイナーのAino Aalto(アイノ・アアルト)がデザインしたArtek(アルテック)社のRiihitie(リーヒティエ) プラントポットの小さいやつ。

「プラントポット」というからには、本来これは植木鉢でアリ、当初は我が家でも植物をこれにて育てるつもりでお迎えしたのですが、どうも植物を育てるのが苦手なsaponica家、何度かトライしたものの、ことごとく枯らしてしまう始末。こりゃ無理だわと諦めてしばらくベランダに放置される冷遇を経て、ある時たまたまコーヒーの道具を入れる入れ物が欲しいの欲しいの星野リゾート!というタイミングで、あ!いいのがある!というのがきっかけで植木鉢からコーヒーコーナー用小物入れに転職を果たすという、めでたしからの現在に至る本ストーリー。

リーヒティエの中には円錐と台形の2種類のペーパーフィルターの他に、ごくたまに飲みたくなるネルドリップ用のフィルター、あと挽いた豆をキレイに集めるためのハケ&掃除する用のブラシの他、最近コースターや鍋敷き、おしぼり受けなど、この場所にあったらええな、なものを厳選してイン。

長い物は中で暴れないように仕切りとしてカップや空き缶を利用。

いろいろゴチャゴチャ入ってますが、遠くから見ると意外にスッキリまとまって見えるのは、元植木鉢ならではの懐の深さに加えアアルトのデザインや磁気素材の色味、質感など、いろんな要素がうまく調和して調和した、そう分析しているのですが(してなそう)いかがでしょう。

この形で使い始めて2年経ちますがすっかり馴染んで、元「植木鉢」とは誰も思わないんじゃないかしら。

ちなみにこのコーヒーコーナーはけっこうお気に入りでして、その辺はまた別の機会にご紹介できればと思ふ。