普通だけどさりげなく乙なグラス / Arabia Oma
こんにちは、saponicaです。
グラスはもう買う必要ないって言われているけど(妻から)、どうしても手元に置きたい、後世に伝えたいグラスがある!ということで、事後報告。Oma[オマ]というアラビアの食器シリーズからシンプルなグラスをナイショゲット。使ってみたので少しご紹介したいと思います。
デザインはフィンランドのデザイナー ハッリ・コスキネン氏。
Omaシリーズは日本では2008年にスコープさんだけで取り扱いされてました。スコープさんの過去ブロを振り返ってみると当時はグラスやカップ&ソーサー、ボウル、ガラスプレート、木製スプーンなど色々ラインナップしていたようです。でも2011年の生産終了とともに取り扱いが終了してしまいました。
そのOmaシリーズが2023年突然生産が再開、2024年になってまたスコープさんで取り扱いが始まりました。ただ、今回ラインナップされたのはグラスとピッチャーのみ。その他の製品は無し&将来的にも再販される可能性は薄いとのことで、この部分復活は何の気まぐれやねんアラビアさん!ってちょっとモヤモヤ。
ちなみに販売されていた頃に我が家はボウルをゲットできたものの超カッコいいと思っていたガラスのプレートは迷っているうちに売り切れて買えなかったのでそれは今でも後悔している。
我が家にとってのこのOmaシリーズ、昔ゲットしたボウルがかなり使い勝手良く食卓に頻繁に登場しますし、個人的にハッリ・コスキネン氏のプロダクトが好きってのもあり、ピッチャー(22,000円 [税込])はちょっと手が出なかったですが、タンブラーグラス(1,980円 [税込])ならば!と、今回2個お迎えすることにしました。
グラスの形は極めてシンプル。趣のない言い方をしますと「パッと見普通」です。だからこその気軽に使えるオーラが出てます。
ちょっとポテっとしていて、側面はゆる〜くカーブ、底の部分でキュッと絞られていて…すごくシンプルなんだけどOmaっぽい!同じシリーズのボウルを使ってるからかもしれないですけど、そう感じます。
色はクリアと新色のアクア。色付きの方は見る角度によって濃く見えたり薄く見えたり。キレイです。昔はブルーベリーって色があったんですけど今回の復刻にはありませんでした。残念。
同じくらいのサイズ感の北欧グラスだとイッタラのAino Aalto タンブラーが超有名(我が家も使ってる)ですが、OmaはAino Aaltoよりちょっと万能型な印象。
容量はAino Aaltoが220mlなのに対して、Omaは280ml。前者は主に水やお茶、ジュースを飲むときに使いますが、後者はそれに加えてお酒を飲むときにも手にとる。ビールもそうだし、焼酎のロックとかソーダ割りに違和感ない。少し容量に余裕があるのと、Omaのシンプルさもお酒を飲むグラスとしていいのかもしれない。
飲み口も薄めで口あたりよく飲みやすいです。
Aino Aaltoのようなキャッチーな個性はないですが使い勝手が抜群に良く、さりげなく乙でもあるOmaタンブラーをぜひ使ってください。みんながOma良い!ってなったら、ガラスプレートも復活するかもしれないので・願。