saponica

暮らしとインテリア

陶器で創るキノコな世界

食用以外にも、実は非常に身近で側にいるキノコ。魔法使いの出てくる絵本には大概登場するし、誰もが知ってる元配管工のジャンピングおじさんが活躍するゲームもキノコ無しには語れない。世界にはいろんな形、色のキノコがあって、その種類の多さたるや!トゲトゲとかアミアミとか、ガラスみたいに透き通ったやつなどなど、キノコでググってみるとそのマジカルな世界に本当に驚かされます。

そんな不思議な存在のキノコたちを陶器で表現されてる鈴木 喬子さん。彼女の創り出す作品は、どれもかわいらしいんだけど、どこかリアルで、その絶妙なバランスが僕の心をくすぐります。色使いも、個人的には特にビビットなやつにかなりやられます。いや〜、家にキノコのオブジェが飾ってあるっていいですよ。なんかシュールだし、見ていて楽しいです。

こちらはオブジェとして飾っている時の、我が家では「しめじ」と呼んでいるキノコ

もう一つ、彼女の作品が僕にとってツボなワケ。それは日用品として使うことを意識してつくられてるところ。陶板であればお皿として、壁掛けは一輪挿しになっていたり。アート色が強いので、これは使いやすいお皿だー!とはならないんだけれども(ごめんなさい)、でもそういう要素を最初から含んでおいてくれてると、その作品と気軽に暮らしやすくなる。こういう一点もののアートを気軽に日用品として使おうなんてなかなか思えないですから。そういうところがキノコに限らず鈴木さんの作品にはあって、それが素晴らしいなぁと感じています。ほんと素敵、キラやばです。

こちら、「しめじ」をチーズボードとして使っている様子。

で、そんな魅力溢れる鈴木 喬子さんのキノコたちですが、来たる2019年7月27日(土)〜8月4日まで!京都は宇治市、槙島の平山日用品店さんにて開催の個展「Solo exhibition in Kyoto KYOKO SUZUKI ART CERAMIC 2019 MUSHROOMS」にて、新作キノコに会えるーっ!(力入りすぎ)京都開催は今回で3回目だそうですが(う〜ん、毎年行ってる)、ワクワクが止まらない!今年はどんな子たちに出会えるか!どの子を我が家にお迎えしようか!!などなど、僕は28日の作家さん在廊日にお邪魔しようと思ってるんですが(せっかくなので)、今から楽しみです!

2018年の展示会の様子:壁掛けキノコ

2018年の展示会の様子:箸置き

2018年の展示会の様子:大物もありましたが今年は…

詳しくは平山日用品店さんのHPにて!
hirayama-ten.com/archives/8894

鈴木 喬子さんのHPはこっち
kyoko-suzuki.jp