saponica

暮らしとインテリア

経年変化をツヤツヤに

つやつやした老人になりたい。こんにちは、saponicaです。

最近、日課としてやっているのが早起きからの銅之薬缶磨き。

「銅の経年変化を楽しむ」一環として昨年の10月頃から毎朝薬缶をせっせと磨く作業をしています。

銅は酸化でどんどん表面の色が飴色に変化しますが、同時に毎日磨くことで艶を出し、コンテストに出る時のボディビルダーのような色艶になるのが理想。パワー!

さて、そんな早朝磨きの日課ですが、今年からは銅之薬缶にプラス、放置していた銀メッキ真鍮盆と娘に「これなんか汚い…」って指摘された黒ずんできた真鍮の姫フォーク真鍮バターナイフを仲間入りさせました。

こちらも薬缶同様、テンション上がるくらいツヤツヤにするのが目標。

ところで、キレイにするだけであればもっと手早く簡単な方法がググればでてきます。研磨剤使うとか、化学的な魔法を使えば。

もちろんそれも考えましたが、「使い込んでる感は味わいとして残しつつ、キレイな感じ」ってのが理想なので、じっくり時間をかけてやさしく磨いていくってのがいいのかなと。

それに毎日少しの時間でも道具と向き合っていると結果が出る出ないにかかわらず、愛着がわいてくるんですよね。傍から見るとそうでもないのに、自分にはキレイになったように見えるとかね。親バカってやつでしょうけど、そういうのもこの作業をおススメしたいポイントでもあります。

前は磨くのにscopeの「house towel キッチン」っていうリネンのディッシュクロスを使っていて、特に問題はなかったですが、最近いろいろ思うところがあってこちらに変更。

春日のキョンセーム。楽器する人だったり、宝石なんかが好きな人なら知ってるかもですが、キョンっていう鹿の仲間の皮ですね。これがあらゆるもののお手入れにすごくいいって、昔から知ってたんですけどまともに使ったことなかったので試してみることにしました。サイズは20x20cm。

機能的にはなかなか良いのではないかと。メーカーさんも絶対的な自信をもってる的なパッケージが印象的。

裏表利用可能。洗って何回でも使えるっぽいですし、しかもこのクロス自体が使い込んでいくにつれて育つ、経年変化するっていうのも興味が湧きます。

今回は薬缶用、真鍮用に切って使うことにしました。このキョンセームで毎日丁寧に磨くことでどうなるか、じっくり見ていこうと思います。ついでにワシもキョンセームで磨くかのぉ。