養命酒と、いいグラス
強いジンのせいさ〜、お前が欲しい〜。こんにちは、saponicaです。
1985年リリース 南佳孝さんの「スローなブギにしてくれ」、名曲ですね。一言でいうと強がってるけど、実は寂しがりで恥ずかしがり屋なのさ、オ・レ。とりあえず酒でごまかしとけ、的な?違いますか。はい。
ここ数年巷ではクラフトジンっつーのが流行ってまして、大なり小なり、国内外いろんな蒸溜所さんがジンをつくってるみたいです。ジンってなんじゃいなって話になると僕は詳しくはないですが、とりあえず大麦、ライ麦、ジャガイモなどを原料とした蒸留酒(ここまでwiki)で、ジュニパーベリーをはじめ、色んなハーブで香りづけしたもの、特にジュニパーベリーを使ってればジンということで間違いないそうです。
そんなクラフトジンですが、最近一つゲッツしました。名は「香の雫」と申す。養命酒さんのクラフトジンです。なんでまた養命酒が…と思ったんですが、店員さんの「ハーブといえば養命酒でしょ!」という言葉でハッと気づいた。ほんまや!ヤツらプロやん!ということでその辺に期待を込めてお試しの一本。
ボタニカルにはジュニパーベリーはもちろん、このジンに関してはクロモジという日本固有種の香木使ってる推し。実際にクロモジの香りを嗅いだことがないのでこれがそうだと言えなくてごめんね、なんですが、明らかに個性的な香りと余韻があります。しかもしっかりしてるので、カクテルにしても個性がちゃんと味わえるかも!知らんけど。個人的にはキレイな味のジンだなと、結構オススメです。
ちなみに僕はジンはショットでストレートで飲む、まさに強いジンのせいにして自分の弱さをごまかしたいタイプなのですが、そんな時に雰囲気を高めつつ飲めるグラスが東屋さんのジングラス。脚の部分に少し装飾があって、ヨーロッパのアンティークを思わせる可愛らしいグラスです。
お値段的には全然可愛くないですが、一つ一つ宙吹きで手間をかけてこれだけ見事な物を作り上げてるわけですから、そういう背景を踏まえて見るとその価値に気づけるんじゃなかろうか、と思います。まあ、僕が買ったのは少しなんらかのワケがある乙品(正規の半額)でして、正規品を買う勇気がなかったのではありますが。でもワケがあるから悪いものというわけではなく、ただ少し個性が強いというだけの話で、僕自身、そういう個性が大好きだから、いい買い物したなぁと大満足している次第。
そのジングラスですが、毎日使うものというよりは特別感を味わいたい時に使うが吉というのが個人的見解。平々凡々な日々のシゲキに、こういう特別なものを気軽に使える環境を少しずつ整えていくことで、もっと生活を豊かにしていこう!HAPPYになりたい〜!(涙)って気持ちにつながるじゃないかなぁと思うのです。
余談ですがこのグラス、ジンじゃない養命酒を飲むのにもいい感じ。そういえば僕はこういう薬草酒も結構好きなんです。イエーガーマイスターとか、ベヘロフカ、キルピッシュなどなど。よっぽど好きでないとなかなか買うものではないですけどね。